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「岐阜県新型コロナウイルス感染症対策協議会」の資料を見てみましょう!②

今回は「新型コロナウイルス感染症の状況と本県の取組み」を見てみましょう!

県の対応状況を確認することができます。

PCR検査については3/11現在で265件行ったことがわかります。
また、検査体制も拡充したことがわかります。

経済状況も業種別に聞き取りを行っておりますが、業種別の支援策が必要であることも感じ得ます。

 

新型コロナウイルス感染症の状況と本県の取組み

 

◯県内でPCR検査の実施状況
【月別検査件数】3/11現在
1月:       0件
2月:  140件
3月:  125件
合計:265件

【実施施設別件数】3/11現在
県保健環境研究所:143件
岐阜市衛生試験所:122件
合計   :265件

PCR検査体制の拡充
・県保健環境研究所と岐阜市衛生試験所において、検査人員の増強等により拡充。
従来40件(県20県・市20県/日)
拡充後80件(県40件・市40件/日)

 

◯経済・県民生活への影響について
(1)景気・経済への影響
2月中旬から3月上旬の状況を踏まえた現状について、今週、業界団体・企業等 にヒアリングを行った結果は以下のとおり。
1.観光分野
<現場の声>
・ 県内全域で宿泊施設は売上が減少し、今後の資金繰りを懸念。
・ 宿泊に加え、歓送迎会のキャンセル等により飲食関係の売上も激減。
・ 奥飛騨では3月の宿泊客数は前年の 1/3 程度。家族経営の小規模施設が多く経営が厳しい。
・ 県内を訪れるツアーバスのキャンセルも多く発生するほか、県民が利用するバスツアーのキャンセル、宴会の送迎バスのキャンセルなどにより、交通事業者にも多大な影響。
・ 大河ドラマ館の3月の入館者数は、前月に比べ6割減少。団体バスのほとんどがキャンセルになっている。
・ マスクや消毒液等の確保ができない影響が出始めている。
・ 仕事のないパート社員に欠勤を要請するとともに、有休取得率の低い正社員を中心に有給休暇の取得を促している。
【参考】
宿泊キャンセル数(1/24~3/31) 約 65,000 人(県聞き取り調査) ワイドビューひだ利用者数(2 月前年同期比) ▲22%(報道より)
〃 (3/1~3/9 前年同期比)▲56%(報道より)
2.製造業分野
<現場の声>
・ 中国工場は7割程度の稼働状況であり、日本や他国に生産を移している。 ・ 中国内の生産会社では、政府の要請で厳格な社員の日常管理が必要。
・ 中国からの物流は一時完全に止まったが、現在は一部で動き始めた。
・ 物流ルートの変更で燃料費や輸送日数が嵩みコストが上昇。
・ 中国ではドライバー不足が顕著で物流に影響が出ている。
・ 中国行きの空路が減少しているため、輸出が相当遅延している。
・ 一方で、中国での生産停止により応援生産や代替調達の引き合いも発生。 ・ 出展を予定していた海外の展示会も延期。海外取引への影響も懸念。
【参考】
中部圏の景況DI R1第4四半期 10.2 → R2第1四半期 ▲5.8 工作機械受注額(2月速報) 対前月▲5.0%(うち外需▲12.6%)

 

3建設・建築分野
<現場の声>
・ 建設工事では、現段階では大きな影響は出ていない。
・ 中国での生産、物流の停滞により、トイレ、キッチン、エアコン、給湯器等の納期が遅延。影響で工事の完成、発注者への引き渡しの遅れが発生している。この状況が続くと資金繰りの悪化につながりかねない。
・ 納期の遅延は当初は水栓類など限定的な器具であったが、影響が設備機器全般に拡大している。
【参考】
財務省貿易統計 令和2年2月上中旬分速報
輸入 3,671,390 百万円(前年同期 4,400,714 百万円、伸率 ▲16.6%) 輸出 4,190,648 百万円(前年同期 4,222,332 百万円、伸率 ▲ 0.8%) 輸入伸率 1月 ▲3.5%→ 2 月上旬 ▲13.0%→ 2 月上中旬 ▲16.6%
4.卸・小売業分野
<現場の声>
・ 中国製商品の入荷が引き続き滞っている。
・ 業界団体主催の展示会などの規模縮小により、売上げに影響が出ている。
・ イベントの休廃止によりイベントでの物販が見込めなくなった。
・ 大規模小売店舗などを中心に、集客力のあるイベントやキャンペーンが出来ないことが、店舗への来客に影響している。
・ 3月に入ってから買い物客が極端に減少。消費者の購買意欲も落ちている。
・ 高山市など観光地を抱える商店街については来客が大きく減少している。岐阜市内の商店街もイベントの休廃止や外出自粛により来客が減っている。
・ 複合型集客施設では、スーパーが約1割、飲食店や専門店が約3割、映画 館が約6割程度、来客数が落ち込んでいる印象。一方、食料品の販売を中心とするスーパーなどでは、今のところ大きな落ち込みはみられていない。
・ コンビニエンスストアは、2月上旬までは衛生用品を中心に販売が伸びていたが、2月下旬以降は観光地に立地する店舗以外も落ち込みがみられる。
・ スポーツ用品店はスポーツ大会や学校行事の休廃止の影響で厳しい状況。
5.飲食業分野
<現場の声>
・ 外出自粛により観光客だけでなく地元の行事などもキャンセルが出ている。宴会や会合が可能な飲食店、仕出し弁当を販売する店舗への影響が大きい。
・ 主婦層に支持されていたランチ営業について、学校の臨時休業によりキャンセルが相次いだ。
・ 営業日や営業時間の短縮を行う飲食店も出ている。
・ 小規模な喫茶店などでは大きな影響は出ていない傾向にある。
6.農産物分野
<現場の声>
・ 給食用向け牛乳のキャンセルにより、市販の飲用向けに振り向けられない場合には、脱脂粉乳等の加工用向けに用途変更するため、価格が下落。
【参考】
県内生産量に占める学校給食使用量のシェア 牛乳 21.8%
・ 花き類は、卒業式やイベントの自粛・中止によりキャンセル分が競りに流 れ、供給過剰により単価が下落している。
・ インバウンドの減少による飛騨牛の枝肉価格下落が懸念される。
・ 中国から仕入れている生産資材の入荷が停滞、生産への影響を懸念。
7.金融機関
<現場の声>
・ 1~2月上旬は旅館・飲食業を中心に融資の相談があったが、2月中旬からは製造業や住宅関連からの相談も来ている。
・ 融資の相談については、今後も増加すると考えている。
・ 国の中小・小規模事業者への実質無利子・無担保の特別貸付制度の報道がされて以降、問い合わせが増えている。
8.雇用・労働分野
<現場の声>
・ 企業説明会が延期になっており今後の採用活動への影響を懸念している。
・ 中小企業合同の新規採用者研修も開催を見合わせており、人材育成にも大きな影響が出ている。
・ 県内の野菜産地では、今月来月に受入予定の中国人技能実習生のうち、10名程度の入国の目途が立ってない状況で、生産計画に影響する可能性。

 

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