10月14日(水)産業建設委員会行政視察報告② 茨城県日立市
2日目は茨城県日立市です。視察内容は「駅周辺の基盤整備・日立駅周辺地区整備事業」について。
駅に到着し、斬新な駅舎には心打たれました。日立駅駅舎は行政、妹島和世(デザイン監修)事務所、JR東日本、JR貨物の計画のもと建設されました。計画から建設まで紆余曲折あったものの東日本大震災を乗り切り、無事完成しました。
駅舎はバリアフリーのみを考えず、すべての人に使いやすい「ユニバーサルデザイン」を目指したこと、おもてなしの心、多様な人々による交流を育むとともに、市民がふるさと意識を感じ、日立の顔として誇れる都市拠点の形成を目指して、現在も駅利用者の声を聞き駅周辺整備に反映されています。
・ユニバーサルデザインの導入
・都市拠点の整備 広域的な都市圏、地域連携→交流人口拡大 利用者(乗降者数)23,000人/日
・おもてなしの心「日立」の顔と魅力ある都市空間 景観特性→橋上駅舎、自由通路と情報交流プラザの設置
・鉄道関連では唯一となる2014年国際デザインコンペティション第12回ブルネル賞駅舎部門優秀賞やグッドデザイン賞、都市景観大賞「都市空間部門」優秀賞など多くの賞を受賞している
この駅舎をより良いものにするため、フォローアップ調査を平成25年に実施しています。多くの国費、起債、基金を投入した駅舎は完成はしたものの、まだ市民の皆様の意見を取り入れより良い駅舎になることと思います。
「あっ写真にも記載しましたが、ぎふ長良川鵜飼、小瀬長良川鵜飼の鵜は日立市で捕獲されて検査後、鵜飼地へ送られます。」