羽島市都市再生整備計画評価委員会を傍聴
10月24日羽島市都市再生整備計画評価委員会を傍聴しました。
この都市再生整備計画事業は、市が作成する都市再生整備計画に基づいて実施される事業に対して交付金を交付する制度で、地域の創意工夫を活かしたまちづくりを目指す事業であり、事業実施前の計画段階で目標数値を定め、事業最終年度に事後評価を行います。
羽島市の本計画事業は、江吉良・舟橋公園、駅北本郷土地区画整理事業、耐震性貯水槽、公共施設耐震化、観光交流センターなどの整備であり、事業期間は平成23年度~平成27年度までの5ヵ年で、今年は、最終年度を迎え、事後評価シートを作成しています。
事後評価までの流れは「都市再生整備計画の立案→交付金の交付→事後評価」となります。
示された指標は5つで駅北本郷土地区の宅地化、公共施設の耐震化率、江吉良舟橋地区の1人当たりの公園面積、歴史民俗資料館の利用者数、耐震性貯水槽の設置率です。今回の評価委員会で報告された目標達成度はすべてクリアしています。(歴史民俗資料館は見込み)
今後のまちづくりの方策で挙げられたのは、アウトカム(結果・成果)の指標を活用することで、関連する事業に広がりを持たせることを重要視して岐阜羽島駅周辺のコンパクトシティ化をはじめ、自治体加入率の促進につなげるとのことでした。
今年度で都市再生整備計画は終了しますが、今回の結果が次期計画の核となり、市民の皆様が中心となってまちづくりができる環境を築かなければならないと感じました。