羽島市議会12月定例会 一般質問要旨②
子ども達の学習環境と進路、家庭環境について
②全国学力・学習状況調査の結果と評価・分析について
全国学力・学習状況調査について先ほど、教育長より全国的な結果、傾向をご説明頂きました。ありがとうございました。2回目の質問でございますがその全国の結果、傾向に鑑みて、今年度の岐阜県そして羽島市内の小中学生の成績と評価をお聞かせください。
答弁
全国学力・学習状況調査の岐阜県と羽島市の結果につきまして、全国との比較を平均正答率の差で申し上げますと、岐阜県の小学校では、国語Bと理科はほぼ同等、国語Aで2.2ポイント、算数Aで1.4ポイント、算数Bで1.4ポイント下回りました。中学校では、国語Aがほぼ同等、そのほかの国語Bで2.5ポイント、数学Aで1.3ポイント、数学Bで2.6ポイント、理科で3.8ポイント上回りました。
次に羽島市の結果でございますが、小学校では、国語Bがほぼ同等、国語Aで1.4ポイント、算数Aで1.8ポイント、算数Bで2.5ポイント、理科で2.3ポイント下回りました。中学校では、国語Aが1.2ポイント下回りましたが、数学A、数学Bがほぼ同等、国語Bは2.6ポイント、理科は2.3ポイント上回りました。
岐阜県、羽島市ともに、全国的な傾向と同じく、国語、算数・数学において「主に知識に関する問題(A問題)」に比べて、「主に活用に関する問題(B問題)」の平均正答率が低い傾向にあります。
本市において「小学生の成績が十分でない」とのことでしたが、今後どのような対策を図られるのか、そして小中学生の成績をどのように向上させるのか、過去の成績推移を分析してお考えをお伺いします。
答弁
全国学力・学習状況調査の本市の過去の成績推移につきましては、過去3年間を見ますと、調査科目により多少のばらつきがありますが、概ね小学校では全国の平均正答率を下回っており、中学校では全国の平均正答率を上回っている傾向にあります。
成績向上のための対策としましては、全国学力・学習状況調査の結果を問題ごとに分析し、特に正答率の低かった問題を洗い出し、今後の指導の中で充実を図るべきことを明確にし、「全国学力・学習状況調査 羽島市の結果と今後の指導について」をとりまとめ、各小中学校へ送付し、児童生徒への指導に活用しています。