コロナ禍における避難所運営 6月定例会・一般質問①
本定例会で一般質問を行いました。
順次、各項目ごとに質問・答弁内容を公表させていただきます。
今回は「コロナ禍での避難所運営のあり方について」です。
岐阜県が策定したガイドラインをもとに、羽島市はどのような対応をするのかお聞きしました。
正式な議事録ではありませんが、ご参考にしていただけたらと思います。
羽島市ホームページ「羽島市避難所運営ガイドラインについて」こちらをクリック
【質問】
『岐阜県避難所運営ガイドライン「新型コロナウイルス感染症対策編」』策定を受けての本市の対応についてお聞きします。
新型コロナウイルス感染症流行の経験と「新しい生活様式」の実践は、災害対応を新たなフェーズへと変化させました。
それは、いかなる災害が起きようとも、新型コロナウイルス感染症拡大防止に努めながら、災害対応、特に避難所運営を行う必要性があります。
そのため、岐阜県は「避難所運営ガイドライン」を策定。
各避難所の新型コロナウイルス感染症対策を徹底するため、現行の岐阜県避難所運営ガイドラインに加え、新型コロナウイルス感染症対策として、「新たに追加すべき対策」と「拡充すべき対策」を取りまとめました。
主な内容は「密閉・密集・密接」3密の回避、事前受付を設置し発熱や体調不良の方の分離、避難者に毎日、体温・体調チェック、マスクの常用、手洗い及び消毒の徹底、保健所と十分に連携の上、感染者が確認された際の適切な対応、住民への広報や避難所不足への対応などの事前対策とされています。
本市においても、早急に避難所運営ガイドラインを見直し、災害時における避難所運営について、市民の皆様に周知する必要性があります。
見直しスケジュール、運用策や方針、周知方法、関係団体の連携対応をお示しください。
【答弁】
5月に岐阜県が公表した「避難所運営ガイドライン(新型コロナウイルス感染症対策編)」を受け、当市のガイドラインも新たに作成しました。併せて「避難所運営マニュアル」の改訂も6月5日付けで行ったところです。
ガイドラインでは、事前対策としての住民への広報や、新型コロナウイルス感染症に対応した避難所を設営するために必要となる資機材の備蓄、初動期や展開期での対応等について記載しています。
一方、マニュアルでは、新型コロナウイルス感染症対策のため、避難所入口での事前受付の設置や避難者の体調確認、居住スペースと発熱者等の専用スペースと発熱者等の専用スペースの設置及び動線の確保の項目を追記したところです。
また、新たに各指定避難所のレイアウト案を改訂もすませております。市のガイドライン及びマニュアルについては、今後、指定避難所の施設管理者及び自主防災組織などの関係者にお示しをいたします。
それらのご意見をいただきながら発災時における運用・訓練に努めてまいります。
併せて市ホームヘージにも掲載し、市民の皆さまへ周知に努めてまいります。