羽島市議会議員 野口よしひろ 公式ホームページ

茨城県土浦市レンコン生産と消費の取り組みについて

2023.10.31.(Tue.).羽島市議会 産業建設委員会行政視察2日目 茨城県稲敷市

【視察先の概要】
土浦市:人口 142,066人 / 世帯数66,356世帯(10/1 現在)
茨城県南部に位置し業務核都市、国際会議観光都市で昭和15年に市制施行

【視察内容】
昭和45年ごろに水稲栽培の生産調整や減反政策によりレンコンに転作。現在、土浦市のれんこん農家(専業)228経営体あり、生産量は7,200t、生産面積は471ha、東京ドーム約100個分。生産量は土浦市がトップで2位が同県かすみがうら市となっている。
担当課の皆様よりご説明をお聞きし土浦市は、れんこんの生産はハウス栽培も行っており、1年中収穫が可能。JA水郷つくばなど関係団体との連携により生産から消費などのフードシステムが盤石であると感じました。また、稲作であればトラクターなど初期投資がある程度必要。しかし、レンコンであれば初期投資が低いため新規事業として挑戦する若者もいるとのこと。未経験者の場合は、県の普及センターにおいて人材育成を進める。

【質疑応答】
Q.市役所単独ではなく、民間あるいは関係団体との連携は?
A .市に担当者を配置した。さまざまな企画を民間会社等から提案をいただいた。レンコンの消費に関する広がりはここ数年前から始まり、当初はPR不足だった。

Q.ふるさと納税 返礼品としてのレンコンは人気?(れんこん・蓮の茶葉)
A.ふるさと納税の返礼品として人気がある。蓮の茶葉は最近返礼品に登録。農家さんのご提案。

Q.ハウス栽培? 年間通しての生産が可能?
A.ハウス栽培は設備費がかかるが1年通じて生産が可能なのでハウス栽培も浸透している。

Q.耕作放棄地は?
A.栽培されなくなったレンコン田は、周辺のれんこん農家に協力いただき活用される。

【まとめ】
先述しました生産から消費、フードシステムが盤石であることや担い手など新規事業者の方の参入もあり、対外的な情報発信、シティセールスにより、民間企業・JAなどの関係団体、マスコミなどの協力で土浦のレンコンは浸透している。羽島市のレンコン生産のみならず農業施策において「フードシステム」の醸成が必要なのではないでしょうか。

【関係資料など】

▼JA水郷つくば れんこんが食卓に並ぶまで

▼【TREASURE TOWN TSUCHIURA】土浦市プロモーション動画【土浦のれんこん編】

▼【土浦ブランド】「come CLOSER もっと近くにあるきらめき」

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