令和7年 6月定例会 意見書発議 ④
今回、6月定例会において意見書4件を提案者として発議・上程。すべて原案可決となりました。
このページでは、提案した意見書から「ワシントン条約に食用ニホンウナギを含むウナギ類全種を規制対象とする欧州連合の提案が提出された場合、提案に反対の支持を取り付けることを求める意見書」をご紹介します。
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提案理由について
欧州連合は、絶滅の恐れがある野生生物の国際取引を規制するワシントン条約に食用のニホンウナギを含むウナギ類全種を規制対象とする提案の準備を進めようとしていいます。また、今回、欧州連合は、ニホンウナギやアメリカウナギなど亜種を含めた全19種類を「附属書2」の対象とする方針であり、生きた稚魚のシラスウナギや成魚だけでなく、かば焼きなどの加工品も対象としています。今年11~12月にウズベキスタンで開かれる第20回締約国会議で仮に提案が認められれば、日本で消費するウナギの輸入や流通に影響が出る可能性があり、シラスウナギ採捕業やウナギ漁業及びウナギ養殖業など日本の産業に対して大きな打撃となります。
羽島市にも多くのうなぎを提供する飲食店もありますし、重要な問題ではないでしょうか?
小泉進次郎 農林水産大臣の発言 農林水産省YouTubeより
国に対する要望
この提案が提出された場合、我が国の食料安全保障を脅かすことの無いよう、関係省庁と連携して、ウナギ生息国を中心に反対の支持を取り付けられるよう強く要望するものです。
