名古屋港の役割! ものづくり産業・物流拠点との連携・クルーズ船客の誘客(名古屋港・会派視察)
7/21 自民清和会・公明党の皆さんと名古屋港の視察へ!
前回の会派視察で国土交通省へお邪魔した際、国土交通大臣政務官大野泰正参議院議員の紹介で今回の視察が実現されました。
名古屋港は中部圏の自動車、産業機械、航空宇宙産業等のものづくり産業を雍し、物流の拠点として重要な役割を担っており、総取扱貨物量、輸出額、貿易黒字額が日本一の港湾です。
『名古屋港の特徴』
・中部圏の自動車・航空機関連の製造品出荷額等のシェアは全国の1/2以上。
・平成27年度の名古屋港の完成自動車輸出は136万台で、37年連続全国1位。
・中部地方のものづくり産業を「材料・エネルギーを輸入」「製品を輸出」の両面から支えている。
・岐阜県と名古屋港、四日市港は高速道路網で結ばれているため、県内に多数の輸出企業が立地している。
・愛知県の製鉄所では、名古屋港で輸入される原料を使用し、鉄鋼を生産。岐阜県に供給される鉄鋼のうち、愛知県から供給される鉄鋼は約6割。
・岐阜県の工場では、鉄鋼を使用し自動車部品を生産。出荷される自動車部品のうち、約6割が愛知県へ出荷され、名古屋港を通じて国内外に輸出、移出される。
・外貿コンテナ貨物量のうち、東南アジア航路の貨物量が大きく増加。
・東南アジア向け貨物量の増加とコンテナ船の大型化に対応するため、既存の水深12m岸壁を水深15mの耐震強化岸壁に強化(ふ頭再編改良事業平成28年度〜平成35年度)
『クルーズ船について』
名古屋港のクルーズ船の寄港回数は、近年、年間30回以上で推移。
行政機関、関係企業・団体参加のもと外航クルーズ船社へのポートセールスの開催や岐阜県も観光PR、名産品販売、岐阜県内へのツアーも実施されています。
名古屋港都市圏の骨格を形成、中部国際空港等の主要な拠点との連結強化、道路網整備が岐阜県、羽島市の産業にも大きな影響を与えクルーズ船客の誘客も広がりを見せる中で、羽島市にも名古屋港の取り組みを視野に入れた観光、産業施策を熟慮しなければなりません。
大野泰正参議院議員、大野泰正事務所の皆様、視察の調整等誠にありがとうございました!