10月13日(火)産業建設委員会行政視察報告① 群馬県高崎市
「高崎市まちなか商店街リニューアル助成事業補助金」について
この事業は、商業の活性化を目的に、高崎市内で商売を営んでいる人、または営もうとする人が、店舗の改装や店舗等で専ら使用する備品の購入を行う人に対し、その費用の2分の1(最大100万円)を補助するものです。地元企業が経済効果が得られるよう、工事の依頼や備品の購入はすべて市内の業者を利用することを取り決め、申請が誰でもできるよう書類も簡素化されました。事業期間は平成25年度から平成27年度の3年間であり、今年度をもって受付は終了。
事業導入経緯(初年度)
平成24年7月~9月にシャッター街などの問題を解決するため、市内300店舗に聞き取り調査を実施
平成24年12月本事業の計画が新聞(地方紙)の先行報道により地元の注目が集まる
平成25年3月予算案可決 (本事業の予算は1億円)
平成25年4月に市内団体・事業者等54種が集まり、説明会を実施 結果・受付初日で7000万円を超える申し込み→6月議会で補正予算を2億円可決
高崎市は本事業を通し、今後も市内の経済波及効果を望んでいる。
本事業を参考に先進事例として、現在10自治体で事業がスタートしている。