羽島市議会12月定例会 一般質問要旨①
子ども達の学習環境と進路、家庭環境について
①全国学力・学習状況調査の結果と評価・分析について
今年度も全国学力・学習状況調査が行われました。本調査は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証すると共に、学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てるものでありますが、段階を踏んで質問をさせて頂きます。まず、一回目の質問は今年度行われた全国学力・学習状況調査の全国的な結果や傾向についてお伺いします。
答弁
全国学力・学習状況調査は小学校6年生、中学校3年生のすべての児童生徒を対象に今年度は4月21日に実施されました。
調査対象教科は、国語、算数・数学、理科の3教科で、国語、算数・数学については「主に知識に関する問題(A問題)」と「主に活用に関する問題(B問題)」にわかれています。
結果については小学校、国語Aが70.2%、国語Bが65.6%、算数Aが75.3%、算数Bが45.2%、算数Bが45.2%、理科が61.0%となっております。また、中学校では、国語Aが76.2%、国語Bが66.2%、数学Aが65.0%、数学Bが42.4%、理科が53.5%となっております。
全国的な傾向としましては、小学校、中学校ともに、国語、算数・数学において「主に知識に関する問題(A問題)」に比べて、「主に活用に関する問題(B問題)」の平均正答率が低い傾向にあります。