羽島市議会議員 野口よしひろ 公式ホームページ

羽島市議会 一般質問登壇!

2019.6.19(水)

先日、記載した通り、通告書に従い、質問をさせていただきました。
今回は、担当部局の答弁を中心に、ご報告します!

 

①文化庁「文化遺産総合活用推進事業」について
(1)竹鼻まつり山車における補助金額の推移と活用詳細、今後の取組について
竹鼻祭りの山車補修等に関する国の補助制度としては、現在「地域文化財総合活用推進事業」となっており、平成27年度以降の推移についてご案内がありました。
平成27年度は、今町の見送り幕の修繕、山車を紹介するパネルの作成などに合わせて507万円
28年度は、上城町の大幕及び川町の見送り幕の修繕、山車に関する講演会の開催などに合わせて816万円
29年度は、下城町の大幕の修繕、中町のお囃子の道具の修繕等に566万円
30年度は、大西町及び上城町の大幕の修繕や山車に関わる記録用と観光PR用の映像作成などに、643万円。
本年度は、下城町の大幕の修繕、練習用お囃子用具の整備に439万円の交付が予定されています。
今後は、お囃子の練習用具の購入・修繕、あるいは児童生徒のお囃子体験等を通じ、竹鼻まつりへの関心と参加意欲を高めるとのこと。

羽島市HP:文化庁「文化遺産総合活用推進事業」補助事業について

 

②通学路・園児等の移動経路の安全確保と高齢運転者の交通事故防止について
(1)通学路の危険箇所の現状は
この度の大津市の園児死傷事故を受け、市内の通学路及び市内にある園児の散歩コース等について、市内学校及び関係部局に緊急点検の依頼。
今回の点検は、2車線以上で歩道つきの道路のうち、横断歩道があり、防護柵のない交差点と、その他改善が必要と思われる箇所に絞って行った。
また、6月10日には、子育て・健幸課も加わり、「羽島市通学路安全推進会議」を臨時開催。関係各部局から報告があった危険箇所の対策について協議。
その結果、市内小中学校、義務教育学校から報告があった通学路の危険箇所は、21箇所で、そのうち市道は10箇所。

(2)園児等の移動経路の危険箇所の現状は
市内すべての認定こども園・幼稚園・保育園を対象に、普段の園外活動で使用している経路における危険箇所の緊急点検を実施。
点検の結果、23箇所(市道は17箇所)を「羽島市通学路安全推進会議」に報告し対応を協議。

(3)今後の対応と取組について
各所管による調査結果を検討した「羽島市通学路安全推進会議」の結果、市道に関しては、41箇所の危険箇所が指摘された。
その中から、7月上旬に、小中学校や保育園等から報告された優先整備箇所(19箇所)を先行し、防護柵の設置が可能な箇所について工事を行う。防護柵設置が困難な箇所については、カラー舗装や区画線、視線誘導標の設置等を行う予定。
それらの対応が困難な箇所については、通学路や散歩経路等の変更を対象機関と協議し改善を行う予定。
41箇所のうち、残り22箇所については、所管の専門的な検知によって対応が必要であると考える箇所等。
推進会議では、16箇所の県道危険箇所について、防護柵設置等の対策を既に県当局へ要望を済ませたところ。

(4)羽島市通学路安全推進会議の取組と委員構成について
例年、4月~5月にかけて、市内の各学校がPTA並びに地域の方々と協力して、校区の通学路の危険箇所を調査している。
その後、各学校から集まった調査結果を基に「羽島市通学路安全推進会議」を8月に開催し、危険箇所の現地確認を行い、対策を協議・検討する。
この会議のメンバーは、県の道路管理担当者、警察の交通安全担当者、小中学校校長会の代表、市の関係部局で構成されており、主に地域の方から集約した意見や要望に基づいて具体的な対策を検討しているので、地域の方をこの会議の委員とすることは、現時点では考えていない。

(5)高齢運転者の運転免許自主返納について
高齢運転者による重大な交通事故が、全国で多く発生していることを受け、支援の拡充による効果や他自治体の支援状況も踏まえ、運転免許証自主返納者等支援事業の拡充について検討する。
また、広く市民の方々に公共交通機関を利用していただく機会を提供する取り組みとして、今年度から新たに「モビリティマネジメント推進事業」を実施している。
本事業は、従来市が行っている「出前講座」に、コミュニティバスの乗車体験の要素を加えた事業内容で、出前講座の受講後に片道分の回数券を交付し、買い物や食事などのお出かけ時にコミュニティバスを体験していただくもので、市民の方々に出前講座の受講をコミュニティバス利用の1つの契機として捉えていただきたく実施している。
その他、高齢者の方への交通安全に関する取り組みといたしましては、老人クラブやふれあいサロンなどにおける、交通指導員による「交通安全教室」の開催、警察が高齢者の方を対象にドライビングスクールなどを実施している「高齢者交通安全大学校」への協力を行っている。
今後も関係機関との連携を図り、交通安全に関する各種取り組みを継続していく。

(6)高齢運転者の運転免許自主返納 拡充策について 追加質問(松井市長答弁)
「運転免許証自主返納者等支援事業」については、無料乗車証の期間を6カ月から1年に延長して、更なる支援の拡充を図り、高齢者の交通事故の防止と公共交通機関への転換を促進する。また、「モビリティマネジメント推進事業」についても拡充策を講じる。

 

職員の皆様、ご答弁いただきありがとうございました。
通学路・移動経路については、危険箇所の把握がしたいので、後日、勉強会を開催したいと思います!

 


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