羽島市議会議員 野口よしひろ 公式ホームページ

令和4年 羽島市議会 6月定例会 議員定数削減に関する請願 趣旨

9番(野口佳宏君) 
   請第2号 議員定数の削減に関する請願の趣旨、請願項目につきましては、請願文書表にお示しされたとおりであります。
   議員定数削減については、令和2年8月11日付で羽島商工会議所から議員定数削減の要望書が提出されました。そして、同年8月26日には市民団体より1万1,000名を超える議員定数削減を求める署名と要望書が羽島市議会に提出され、議会改革特別委員会や全員協議会にて協議を重ねてまいりました。
   協議内容につきましては、定数削減の賛成意見として、議員定数削減の要望が提出されているということは、定数削減を求める声が大きいということを表しており、定数削減を求める声が大変強いということを表している。また、他市との比較ではなく、市民から要望等が提出されている以上、対応が必要との意見がありました。
    削減反対の意見としましては、全国の市議会について、人口規模や予算規模、面積が同等規模の他市議会と比較した結果、定数は平均的な人数であり、決して多くない。また、定数削減は市民の声が反映しにくくなり、住民サービスの低下につながるなどの意見がありました。
    この協議の結果、令和4年3月16日に開催された全員協議会において、定数削減に賛成した議員は8名、反対した議員は9名でありました。
    しかし、提出された請願趣旨にあるとおり、羽島市には多くの財政課題が山積しているため、市議会としても議員定数を削減し、地域経済への影響に対する施策を図りつつ、財政改善策として適切な行政運営と経費の削減等を実現せねばなりません。
   長期的な展望に立ち、人口減少社会におる社会構造を鑑みるとともに、昨今の社会経済情勢を踏まえ、羽島市議会の議員定数を削減するべきであります。
    以上で、請願の紹介といたします。

お問い合わせフォーム