みなさま ありがとうございます!羽島市議会 臨時会
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2024.05.10.(Fri.).羽島市議会 臨時会
羽島市議会臨時会が開かれ羽島市議会 議長に選出いただきました。深く御礼申し上げます。また、副議長には公明党より原一郎 議員が選出されました。原副議長とともに羽島市議会の議会運営を担ってまいります。
今回は、臨時会において述べた就任挨拶をご紹介します。ご一読いただきますようお願い申し上げます。
臨時会で発言した議長就任挨拶 原稿
先ほど行われました議長選挙におきまして、議長に選任をいただきました。心より御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。ただいま、安井副議長より発言を許されましたので、議長就任の挨拶を申し述べます。
昨年、地方議会の役割や議員の職務等を明確化させるため改正をされました地方自治法を遵守するとともに羽島市議会基本条例にのっとり円滑且つ、秩序ある議会運営を目指してまいります。
また、第33次地方制度調査会の答申である多様な人材が参画し住民に開かれた地方議会の実現とポストコロナの経済社会に対応する地方制度のあり方については、議会と行政が連携を緊密に取り政策を立案、実施しいなければなりません。
特に、現在、国会において大規模災害や感染症の蔓延等に際して、国が地方自治体に対して必要な事務処理・対策実施を可能とする地方自治法改正案の審議が進められております。
このように、昨今、地方分権下での地方自治における制度設計は非常に流動的であります。
しかし、そのような中でも、本市議会としましては、羽島市民憲章にうたってあるようなまちづくりを実現するため、委員会を構成し所属する議員各位に対し、市政の諸課題に対応するため、議会運営員会の法に基づく差配のもと3常任委員会は政策立案を、そして、さらなる議会の活性化と市民の皆様に信頼される活力ある議会を目指し議会改革特別委員会と議員定数・報酬等検討特別委員会には、忌憚のない議論と改革の方向性を決定しその実行を求めます。
また、先ほどお示しいたしました、この委員会、そして議会の働きを広く市民の皆様に周知するため、広報広聴委員会の取り組みにも期待をするところであります。
最後になりますが、本市は市制施行70年を迎えました。次の10年、次代を見据え羽島市の発展を目指すには、群軽折軸たる議員各位、並びに聡明叡知たる行政職員諸氏のご協力が不可欠です。
今後とも一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
委員会の活動を強化
羽島市議会 常任委員会(総務委員会・民生文教委員会・産業建設委員会)は議会に上程された議案に対する審査だけでなく継続審査や所管事務調査を活用すべきです。
特別委員会についても議会あるいは議員全体に関わることであれば設置すべきと考えますが分野ごとの政策論議はやはり常任委員会で行われるべきです。そのため、各委員会構成の整理も進めたいと思います。
議員定数・報酬等検討特別委員会について
議員定数に関しては議員個人個人に考え方があると思います。忌憚のない意見を出し合い方向性を市民の皆様にお示ししたい。これは報酬と政務活動費についても同じです。
私の個人的考えは、次期改選期に議員定数を2削減し報酬と政務活動費を増額すべきだと考えております。
防災対応の強化
岐阜新聞のインタビュー記事にもありますように「災害に備える意識」は、令和6年能登半島地震での被災地ボランティアで経験した災害後の対応も糧としてボランティア受け入れ体制や災害ごみの処理について施策を展開したいと思います。また、地域に根付く消防団・水防団の活動、特に入団しやすい環境を整えたいと思います。
▶︎ ▶︎ ▶︎ 野口よしひろHP:災害ボランティアに参加しました 奥能登(輪島市・珠洲市・能登町)へ!
第33次 地方制度調査会 答申への対応
第33次地方制度調査会の答申にのっとり、現在、国会では、地方自治法改正に向けて審議が始まりました。この改正案のポイントの1つに大規模災害や感染症対策等で国が地方公共団体に対して国民の生命等の保護を的確かつ迅速に実施するため講ずべき措置に関して必要な指示ができる特例を規定するものです。
国会審議の結果がどうなるかわかりませんが、この改正案が可決され、今後、国による指示権が発動されれば、市議会としても更なる慎重な対応が必要です。
そのため先述したとおり市議会 委員会の政策論議を強化させ各会派代表質問や一般質問のみならず行政に対する政策提案を行い委員会活動の活性化を進めてまいります。
▶︎ ▶︎ ▶︎ 総務省HP:地方制度調査会
▶︎ ▶︎ ▶︎ 総務省HP:ポストコロナの経済社会に対応する地方制度のあり方に関する答申
▶︎ ▶︎ ▶︎ 産経新聞電子版:災害や感染症対策で国の指示権拡充、改正案審議入り