羽島市議会議員 野口よしひろ 公式ホームページ

学校外活動における安全対策について

2026.07.030.(Thu.).更新
 今回ご紹介するのは、6月定例会一般質問で取り上げた「学校外活動における安全対策について」です。ご覧ください!

○ 全国の現状など

・全国で多発する学校外での事故

 2026年5月、福島県郡山市の磐越道で高校の部活動の遠征中だったマイクロバスが事故を起こし、高校生1人が死亡、20人が重軽傷を負いました。

・国土交通省と文部科学省の対応 

 文部科学省ではこれまでも、部活動における安全確保として、危機管理マニュアルの作成を行ってきました。今回の事故に加え、沖縄県で起きた修学旅行中の転覆事故など、学校外活動における安全管理に関する事案が立て続けに生じていることを受け、あらためて学校外活動全般における安全管理のあり方を検討する考えを示した。
 そして、文科省・国交省は、部活移動安全対策を今年6月中にとりまとめることとしました。

 これ以上、悲惨な事故を起こさないよう、羽島市における現状と今後の対応などを質問いたしました。

○ 質問内容 ① 安全管理の現状と過去に発出された通知の対応は?

 先般発生した磐越自動車道で新潟県北越高校の生徒1人が亡くなったマイクロバスの事故や沖縄県辺野古沖における研修旅行中での死亡事故が起きていることから、全国規模での校外活動の徹底的且つ、早急な安全管理の対応策が求められています。
 このような状況で、本市の市立学校など学校外活動や部活動(地域クラブ活動)での安全管理について現状を把握するとともに国土交通省は文部科学省と連携、効果的な対策を検討し、児童生徒の安全確保に万全を期すとしているため、国の指導等に対応していかねばならないと考えます。
 そこで、はじめにお聞きするのは、本市の市立学校など学校外活動や部活動(地域クラブ活動)での安全管理について、それぞれ、どのような現状なのでしょうか。
 また、令和8年4月7日「学校における校外活動の安全確保の徹底等について(通知)」と令和8年5月19日「部活動の遠征等における安全確保について(通知)」は、どのように対応されたのか、それぞれお示しください。

○答弁 (教育委員会事務局長)

 校外学習については、各校が作成しているマニュアルに沿って安全管理を行っています。マニュアルの私内容については、訪問先の担当者との安全確認や事前の下見による活動場所における地域固有のリスク確認、気象状況の把握、緊急時の連絡体制や加入保険の確認等、未然防止や対応に関する内容などを記載しております。また、宿泊を伴う校外学習については、業者選定の段階から参加児童生徒及び引率者の健康への配慮や安全対策が十分にされている業者を選定基準の一つにしております。

 議員ご発言の文部科学省通知を受けて、改めて「安全管理マニュアル」の記載内容見直しを図るなどの対応を行いました。一例としましては、事前の実地調査や関係者との打ち合わせなどにより、経路、交通機関、行程の確認や現地での情報収集手段を確認することや、引率教員の数を十分な体制をとること、関係業者に過度に依存することなく、学校が主体性をもって安全確保に努めることなどについて、徹底を図っております。

○答弁 (市民協働部長)

 地域クラブ活動における安全管理についてお答えいたします。
 休日部活動の地域展開の受け皿である一般社団法人 スポーツクラブ840に、安全管理の現状について確認したところ、クラブ運営のための「活動ハンドブック」が作成されており、指導者及び保護者に共有されております。同ハンドブックには、心停止」、頭頸部外傷などの事故防止策や対応方法が包括的にとりまとめられています。
 また、万が一の事故発生に備え、「緊急対応マニュアル」の作成を行うとともに、迅速な情報共有を可能にする専用アプリを導入することで、緊急時の連絡体制確保しております。
 さらに、指導者に対しては指導者研修会への参加を奨励するとともに、公益財団法人岐阜県スポーツ協会が発行する認定証の取得を原則とし、安全管理の徹底に努めております。
 なお、市では、令和8年5月19日に国が発出した通知である「部活動の遠征等における安全確保について」に基づき、スポーツクラブ840に対し、生徒の移動を含む遠征先での安全確保についての対応徹底をお願いしているところです。

○ 質問内容 ② 国による再発防止策の対応に向けて

 文部科学省と国土交通省は、5月21日、校外活動で移動する際の安全対策を検討する連絡会議を立ち上げました。会議では今後、バスやレンタカーの関係団体のほか、学校活動の実態に詳しい専門家などへのヒアリングを行い、学校関係者やバス事業者などが留意すべき点を整理して、6月末をめどに再発防止策を打ち出したいとしています。
 連絡会議による再発防止策が6月末をめどに打ち出す予定となっているが、今後、それぞれ、どのような対策を講じますか?

○ 答弁(教育委員会事務局長)

 議員ご案内のとおり、令和8年5月21日、文部科学省と国土交通省は「校外活動で移動する際の安全対策を検討する連絡会議」を開催し、現在、マスコミを対象とする資料が公表されております。同会議では、公共交通機関利用を優先することやバス利用のルールを確認すること等が議題となっており、具体的な安全対策については、今月末(6月末)をめどにとりまとめるとされておりおます。
 本市の現状としましては、すでに学校で、新幹線等の公共交通機関を可能な限り利用しているところでございます。
今後、国の動向を注視しつつ、新たに発表される安全対策に準じて、マニュアルの見直し等を各学校にも依頼し、さらなる対策を講じていく予定でございます。

○答弁(市民協働部長)

 地域クラブ活動に対する対応についてお答えいたします。
 議員ご案内、また教育委員会の答弁にもありましたとおり、現在、国において学校教育等に関する移動の安全確保について、対応策の検討が進められている状況です。
 このため、市といたしましては、まずは国から示される具体的な安全確保対策の内容を確認したうえで、その方針に沿ってスポーツクラブ840に対し助言を行うとともに、安全管理の徹底をお願いしてまいります。

○ 質問を終えて

 子ども達の命を奪う悲惨な事故はあってはなりません。文科省・国交省がとりまとめた内容をしっかりと市の方針に反映していただきたいと思います。


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