羽島市議会議員 野口よしひろ 公式ホームページ

将来を見据えた「子ども会×青少年育成」の統合

2026.09.13.(Sun.).更新
今回ご紹介するのは、9月定例会一般質問で取り上げた「ボランティア環境の充実について」と「子ども会の現状と将来に向けた取り組みについて」です。ご覧ください!

冒頭、特筆します。子育て世帯の皆様は、どう思われているのか不確実なところはありますが、私自身、将来的には、子ども会活動と青少年育成活動を統合させるべきだと考えております。

子ども会や青少年育成など自治会に関係する団体は他にもございますが、その団体には、目的が類似した団体が多数あります。この類似する団体を統合して自治会組織をスリム化、負担軽減を実現させることは可能なのではないでしょうか。これを私は勝手に「地域コミュニティ再構築 事業(構想)」と呼び、実現に向けて調査研究しているところです。

今回の質問でも少し子ども会と青少年育成の統合についてお話ししているのでご紹介いたしました。
皆様のご意見、お待ちしております。メールアドレス:noguchi.yoshihiro.hashima@gmail.com まで!

○ 質問内容 ① ボランティア環境の充実について

・高校生のボランティア受け入れ状況、ジュニアリーダークラブの募集資格と活動内容は。

私が⻘少年育成推進員をつとめていた頃、正⽊町では、校区内の⼩学校5年⽣から中学校3年⽣の児童⽣徒を対象にボランティア活動を⾏う「少年隊」を結成して、まさき夢づくり振興会の 3 ⼤⾏事(まさき夢まつり・まさき盆踊り⼤会・町⺠運動会)のイベント⽀援を⾏なってまいりました。

正⽊町は、今⽇まで、この体制で校区内の児童⽣徒に対して、ボランティア参加の機会を与えてきました。しかし、中学校を卒業して⾼校⽣となった学⽣は、地域でのボランティアに参加する機会を得ることができない。そうした声も聞くところであります。

先⽉、開催されました「まさき盆踊り⼤会」では、先ほど説明いたしました少年隊に所属していた⾼校⽣が手伝おうと支援に駆けつけ、 中学⽣の後輩たちの指導を⾏なっておりました。

本市において、⾼校⽣の皆さんが、ボランティアに参加する体制はどのようになっているのでしょうか。

先進事例を申し上げれば、瑞穂市では、少年リーダーを募集しており、市内の⼩学校 6 年⽣から⾼校⽣世代が対象となっています。また、⼦ども会、校区活動委員会や体育協会など、市内の様々な社会教育団体からの派遣依頼を呼びかけており、少年リーダーの活動・活躍の場を提供しています。

こうした⻘年世代に培った助け合いの精神や地域活動への協⼒・理解は、社会教育の⼤切なものになり、将来、⾃治会や関係する団体への加⼊、参加などにつながるのではないでしょうか。

本市においても、 ⼩学⽣から⾼校⽣までが継続して地域のボランティア活動に参加できる機会を設けるべきだと考えますが、 3⼤⾏事における⾼校⽣のボランティア受け⼊れ体制の状況、ジュニアリーダークラブの募集資格と活動内容をお⽰しください。

・答弁内容(市民協働部長)

地域で⾏われる夏祭り、運動会、⽂化祭といった3⼤⾏事における、⾼校⽣のボランティア受け⼊れ体制の状況につきましては、⾏事運営側に事前に申し込みをした上で、ボランティア参加は可能であると伺っております。

市ジュニアリーダークラブは、市⼦ども会育成協議会に事務局を置き、応募資格は、市内在住の⼩学4年⽣から⾼校⽣までとされています。

活動内容は、⼦ども会活動での運営を担うリーダーとして必要な知識や技術を⾝につけることを⽬的として、年に4回程度の例会と春期・夏期の研修会が実施されています。

・高校生もボランティア活動に参加できる仕組みづくりを構築しては。

本市のジュニアリーダークラブなど⾼校⽣も地域のボランティア活動に参加できる仕組みづくりを構築していかがでしょうか。お聞きいたします。

・答弁内容(市民協働部長)

⽻島市⼦ども会育成協議会によると、「⽻島市ジュニアリーダークラブ」には⾼校⽣のボランティア活動への参加を取りまとめる仕組みはないと伺っております。

地域⾏事などにおいては、⾼校⽣を含む⻘少年ボランティアを受け⼊れる体制はあるとのことですので、関⼼のある⾏事等に申し出ていただくことで地域活動へのボランティア参加は、現在でも可能と考えております。

・答弁への返答

答弁では、 「⾼校⽣の地域活動ボランティア参加は、現在でも可能である」との答弁でございました。
今回、 詳細な質問は致しませんが、各地域に⾼校⽣も参加しやすい仕組みづくりが必要なのではないでしょうか。地域活動における保険、所属団体、 管理・ 責任者などの受け⼊れ体制は定めるべきであります。

○ 質問内容 ② 子ども会組織の現状と将来に向けた取り組みについて

・本市における子ども会組織の現状は。

⼦ども会の現状と将来に向けた取り組みについて、本市における⼦ども会組織の現状をお聞きします。

⾃治会加⼊が減少傾向にあるなかで、⼦ども会の加⼊・参加も減少していると⼦ども会役員の皆様からお聞きします。

全国の子ども会組織は、公益社団法⼈ 全国⼦ども会連合会 によれば、⼦どもの欲求、親の願い、社会の要請を受けて単位⼦ども会の結成が進められ、その結果、より充実した活動への指向、単位⼦ども会だけでは解決できない課題のために連携の必要性が認識され、⼩学校区、市区町村の⼦ども会連合会の組織へと発展し、都道府県・指定都市の連合組織の結成が急速に進められてきたとあります。

また、⼦ども会の対象年齢は、全国⼦ども会連合会の基準では「就学前(幼児)から⾼校 3 年⽣まで」とされています。しかし実際には、多くの地域で「⼩学校⼊学から⼩学校卒業まで、または中学校卒業まで」を基本としているケースが最も⼀般的です。

全国的にも⼦ども会への加⼊や参加について減少している中で、⼦ども会の存在意義を今⼀度、 ⾒直して新たな組織を構築しなければならない時代に来ているのではないでしょうか。

また、地域コミュニティの希薄化や共働き世帯の増加など社会的要因はあるにせよ、 地域社会を守る⼿段は考えていかねばならないため、はじめに、本市における⼦ども会組織の現在の加⼊率、解散や休会とした地域の直近3年の件数をお聞きいたします。

・答弁内容(市民協働部長)

市⼦ども会育成協議会によりますと、市内⼩学校および義務教育学校前期課程の児童数 3,150 ⼈に対し、令和8年4⽉時点での加⼊者数は 1,551 ⼈で、 加⼊率は 49.2%です。

また、 単位⼦ども会数は、現在 83 団体あり、令和5年度から7年度の3年間で解散した団体はありませんが、休会は 21 団体とのことです。

・子ども会の将来をどのように描いているのか

ご答弁をいただきまして、 ⼦ども会の現状は⼤変厳しい現状であることがわかりました。

1つの案として、批判を承知でお話をすると、将来的には⻘少年育成と⼦ども会組織は合併させ、地域負担を軽減したうえで、⼦ども会の⽬的である、地域を基盤とした異年齢の仲間づくりや遊びや体験を通じた健全育成、 社会性や協調性を習得させ、 家庭や学校だけでは得られない集団⽣活の経験を重ねることを⽬指していくべきであると考えております。

今回の質問は、具体的なお話はお聞きしませんが、今後の議論の糧とするため、次の質問です。市として、⼦ども会の将来をどのように描いているのかお⽰しください。

・答弁内容(市民協働部長)

少⼦化や共働き世帯の増加など⼦どもを取り巻く社会状況の変化により、⼦ども会加⼊数は全国的に減少傾向にあります。

また、⽻島市⼦ども会育成協議会からは、⼦ども会は任意団体であるため、強く勧誘することは難しく、⼦ども会活動の意義を伝えづらいことが課題であると聞いております。

市としましては、⼦ども会活動は、異年齢の⼦ども達が地域で交流し、社会性や主体性を育てる場として、⼦どもの健全育成に寄与するものと考えております。

このような意義ある活動を⽀えるため、⽻島市⼦ども会育成協議会に対し、適切な助⾔や⽀援に努めてまいります。

・答弁への返答

昭和 36 年に市⼦ども会育成協議会が結成されました。 地域の単位⼦ども会の結成については、地域で結成年に違いがあろうかと思いますので、特定することはできませんが、協議会結成の昭和 36 年を起点とするならば、 これまでの間、市内のこども達のために活動されてきました。しかしながら、昭和 36 年といえば、⾼度経済成⻑真っ只中であり、⼦育て世代のライフスタイル・⽣活様式が異なります。

平成 21 年の⼦ども・若者育成⽀援推進法、令和となって、こども基本法が施⾏されました。 昭和 36 年当時と⽬指すべき姿は同じかもしれませんが、 社会環境も、⼦どもの権利に対する考え⽅も、新たな法律も⽣まれました。それなのに、組織と活動の仕組みが昔のままであります。決して、過去これまでの活動を否定するものではありませんが、将来の⼦ども会や⻘少年の健全育成そのものを考えれば、このままでいいのかという問題提起をさせていただきました。

私は、令和の時代に新しい団体組織・運営⽅法が必要であるという考えです。

先ほど、加⼊率をお聞きしましたが、成果そのものを数字だけで推しはかることはできません、こども達に何が必要なのかをしっかりと⾒据える必要があります。

具体的な事項を申し上げれば、質問時にお話しした通り、⻘少年育成と⼦ども会を⼀緒に運営していく新たな組織を構築することは、理にかなっていると考えます。

2標題⽬でお話もいたしました市内に居住する⾼校⽣にもボランティア、レクリエーション活動に参加してもらう、

「⽻島市ジュニアリーダークラブ」には⾼校⽣のボランティア活動への参加を取りまとめる仕組みがないとのことでしたが、地域⾏事などにおいては、⾼校⽣を含む⻘少年ボランティアを受け⼊れる体制はあるとのことでした。また、関⼼のある⾏事等に申し出ていただくことで地域活動へのボランティア参加は、現在でも可能といった答弁、⼦ども会連合会の基準である、幼児からというのは難しいかもしれませんが、 「⾼校 3 年⽣まで」 といったことから、⼩学⽣から⾼校⽣まで切れ⽬のない地域ボランティア活動やレクリエーション活動など、現在の⻘少年育成活動に⼦ども会活動も兼ね合わせることが可能なのではないでようか。

これは、 現⾏、 ⼤⼈達に団体の運営を全て任せるのではなく、例えば、 「⼩学⽣が地域(校区内)でやってみたいことを提案、中学⽣が提案に対して仲間と考える、 ⾼校⽣が企画・ 運営する」といった 「⼦ども達に任せる」 運営⽅法、 もちろん、 責任者・管理者は⼤⼈が務めなければなりませんが、そうした中で、⼦ども会のような異年齢のレクリエーションも開催していく、また、 「こども達が主体性を発揮できる場」を整備することは、市⻘少年育成市⺠会議、こども会が共に掲げる⽬標に向けたものであると考えます。

この提案は⼀例でありますが、⽻島市⼦ども計画における、⼦ども会、ジュニアリーダークラブ、 ⻘少年の健全育成、地域ふれあい活動の各事業、概要に合致しています。

決して、少⼦化といえども、こども達の⼈数は減ったとしてもゼロになったわけではありません。

将来に向けて考え、検討を⾏うことは、今からでも遅くはありません。団体を変⾰させることは、既存団体に組織的体⼒があるうちに⾏うべきであります。ここ数年、⾃治会の課題に対する⼀般質問も同僚議員からなされておりますが、⾃治会組織全体のみで課題を考えるのではなく、それを構成する1つ1つの団体に対しても変⾰を求めていかねばならない。こういった取り組みが重要なのではないでしょうか。

これ以上、 縮⼩スパイラルが悪化してからでは遅く、その前にご対応いただきたい。そのためには、担当課皆様のノウハウが必要です。ぜひ将来に向けて協議いただきたい。

無論、⼦ども会育成協議会に皆様にもお考えいただきたいと思います。

先⽉、8/3に開催されました「学校構想推進協議会」を傍聴させていただきました。当⽇、資料には今後の学校のあり⽅を検討する基礎資料としてアンケート調査の結果が配布され、 地域住⺠、保護者の皆様による学校の統廃合の意⾒が⽰され、議論もなされたわけですが、昭和の時代につくられた地域組織を、令和の⼦ども・ 若者の実態に合わせて、どのように再構築していくのか。 学校統廃合を契機として、⼦ども会や⻘少年育成団体等を含めた地域の⼦ども・若者育成体制全体を検証し、⼦どもたち⾃⾝の意⾒を反映しながら、新たな地域組織のあり⽅を検討するのも1つの⼿であると考えます。

最後に申し述べることは、岐⾩県全体の課題ですが、若者、 特に⼥性の転出超過の課題。 ⼦ども会⾏事に参加されるのは、お⺟さん⽅が多い傾向であると感じます。地域の⼦育て・⼦ども育成活動が、⼥性に過度に依存する構造になっていないでしょうか。⼥性が地域に関わることが、負担ではなく、地域での⼈間関係、⾃⼰実現、キャリア、社会参加につながる仕組みになっているかが、今後の地域コミュニティ、 あるいは、 それに関わる団体 ・ 組織の最低限の本質であります。こうした観点も含め、議論をお願いしたいと思います。

○ 質問を終えて

今回の質問では、踏み込んだ内容を行政には聞いていませんが、地域コミュニティ(自治会等)の再構築あるいは再編が必ず必要になってきます。
このままの状態で自治会関係団体が消えてしまうようなことがあれば、ありとあらゆる団体が消えてしまうような気がします。何かできるかを真剣に考え、思い切った団体の再構築・再編が必要なのではないでしょうか。

冒頭、お話ししましたが、もう一度言います。「地域コミュニティ再構築事業(構想)」!

さて、市民協働部が地域に対してどのような対策を推進するのか…。一議員として「注視」ではなく、批判を恐れず、斬新な提案をしてまいります。

みなさん、改めて自治会に関するお問い合わせやご意見。お待ちしております。

メールアドレス:noguchi.yoshihiro.hashima@gmail.com 

正木町青少年育成部会「少年隊」

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